マチアプ沼にハマっていた私が、理想の夫と出会うためにやったシンプルなこと【エッセイ】

カチゆるエッセイ

 

 

「マチアプを続ければ続けるほど、自己肯定感が削られていく…」


こうした経験は、きっと多くの人にあると思う。

 

 

 

「なんか違う」
「悪い人ではない」
「でも、一緒にいる未来が想像できない」
「条件はいいんだけど、シンプルにタイプじゃない」 

 

そんな相手を何人も薙ぎ払っていくうちに、だんだん自分が悪いことをしているみたいで、ロクでもない人間なのではないか?と考えたりもして、だんだん自己肯定感が下がっていく。

 

 

そして、運良く「ちょっといいな」と思う相手に出会えたとしても、そういう相手に限って手応えが薄い

 

 

“自分にとってそこまで刺さっていない相手”からは積極的に来てもらえることが多かったから、客観的に見て確実に「格上」の相手でも、なんとなく待ちの姿勢になってしまい、上手く関係が進まない。

自分が「いいな」と思うような相手は、他の人から見ても魅力的なことが多いから、待っている間にちゃっかり動いたライバルたちに取られてしまうというのに…。

  

 

「本当に私を魅力的に思っているなら、向こうから来てくれるはず!!!」なんて、シンデレラ思考を捨てられなかった。
 
 
そして、当然うまくいかない。
また、自己肯定感が下がる。
 

そんなループを、ずっと繰り返している人は、きっと私だけじゃないはず。

 


 

 


でもある時から、少しずつ恋活との向き合い方が変わっていった。

きっかけは、「根拠のある自信」を持つことを意識し始めたことだった。
 

 

 

 

「自信を持て」と言われると、
「まあなんとかなるっしょ!」
みたいな、ふわっとしたポジティブさをイメージする人も多いと思う。

 

もちろん、そういう根拠のない自信が必要なフェーズもある。

でも、何年も恋活や婚活で行き詰まっているのに、根拠のない自信だけで突っ走るのは、全力で沼底にダイブしていくのと同じこと。非常に危険な行為なのよ。

 

 

 

だから私はまず、自分をちゃんと理解するところから始めた。

「そもそも、なんで恋人がほしいんだっけ?」

 

 

そこを掘っていくと、私はまず“恋愛がしたい”という気持ちが一番強かった。
そして、その先に“人生を一緒に歩けるパートナーがほしい”のだと気づいた。

 

今すぐ結婚したいわけではない。
別に「結婚」という形に強くこだわっているわけでもない。

でも、自分が何より大切にしている愛犬を、同じ熱量で愛してくれる人がもう一人いたら嬉しいと思った。

もし自分に何かあった時、その子の生活を守ってくれる人がいてくれたら安心できる、とも思った。

 

 

あとは、仕事が好きで頑張っているからこそ、日常生活では常に気を張ってしまう部分もある。

だから、「強くあらなきゃ」という気持ちごと、丸っと受け止めてくれるような存在がほしかったし、ワンコ以外の人間に対して胸がぎゅっとなる愛おしさを感じたい。

仕事ばかりの「パキッとした日常」だけではなく、「ほんわりする時間」を併せ持つメリハリのある生活がしたかった。

 

 

じゃあ、どんな人がいいのか?

そこもできる限り具体化していった。

私の場合は、こんな感じだった。

 

  • 結婚願望がある、または長期的なパートナーシップを築く意思がある人
    「プロフィールで結婚に対する意思をしっかり書いている人、長くお付き合いした経験がある人がいいな。」「若すぎる人は結婚願望がなさそうだな。本人はあると言っていても、具体的な結婚生活までイメージしていなさそうだし、良くも悪くも考えにブレがありそう。」「でも、30代後半とか40代になって長く付き合った人と別れているのであれば、そもそも結婚願望なさそうだしな。」「じゃあ、±3歳くらいが現実的かな。」

 

  • 犬が大好きな人(できれば犬と暮らした経験がある人)
    「優先事項として高い位置にはあるけれど、ここは必須っていうわけでもないかな。」「でも、犬アレルギーとか犬触れないとかだとちょっと難しいから、そこは事前にチェックしたいな。」「あと、ワンちゃんと生活する=糞尿や毛で部屋や服が汚れるのは当たり前のことだから、衛生観念が自分と合うかどうかも確認する必要があるな。」

 

  • とにかく器が大きくて、デロデロに優しい人
    「自分が気が強いから、相手も同じ感じだと絶対にぶつかってうまく行かないか、どちらかが我慢して爆発する結末になりそうだな。」「じゃあ、あまり自我が強くない人がいい。でも、意思が弱いと自分が尊敬できなくなりそうだから、何か一つでも自信を持っていることがあったり、私にない経験や感性を持っているとか、尊敬できる部分がある人がいいな。」「求めている優しさっていうのは、日常的な細やかなサポートも含むから、家庭的な人(ちゃんと家事経験がある人)とか、最終的に感情と向き合うことを大切にしてくれる人がいいな。」「そうすると、バリバリ働く仕事第一!相手に家事任せたい!みたいな人だとイメージ像に合わないから、自ずと収入面は相手にそこまで求められないかもな。」

 

  • ビジュアルが可愛らしい人
    「これまで性格めっちゃいい!とか、ライフタイルや趣味が合う!とかで素敵に感じる人はいっぱいいたけれど、やっぱりビジュアルがタイプじゃないと恋愛感情が湧かない!友達でいいやってなっちゃうから、自分のタイプなビジュアルかどうか、っていうのは重視したいな。」「全体的にフォルムが丸くて、白くて、ふわふわした可愛らしいビジュアルの人がいいな。」「口元の清潔感が私は特に気になるから、笑顔とか口元がはっきり分かる写真を載せている人に絞ろう。」「髪型やファッションとか、変えようと思えば変えられる部分は一旦好みじゃなくてもいいや。」

 

 

……ここまで深めて整理できた時、次に考えたのは、

「その人は、今の私を選ぶだろうか?」

ということだった。

 

自分が求めている相手は、どんな人を魅力的だと思うのか。

見た目、ファッション、振る舞い、言葉遣い、コミュニケーション。

自分ができる範囲でリサーチして、実際に行動に移してみた。

 

 

 

ここまでやって気付いたのは、

恋活ってかなり泥臭いマーケティング業務だ!!!!

ということ。

 

そしてもちろん、全部がうまくいくわけじゃない。

「これが正解かも!」と思ってやったことが、普通に空振ることもある。

「あれ?全然刺さってないな」
みたいなことも、めちゃくちゃあった。

 

 

でも、ここで大事なのって、“必ず正解を当てること”ではないのだ。

もちろん正解率を上げていくことも大事だけれど、
それよりも真の目的は、
冒頭で書いた通り”根拠のある自信を持つこと”

 

 

自己理解を深めて、
相手を理解しようとして、
仮説を立てて、
行動して、
改善する。

その積み重ねが、

「私はちゃんと考えて動いている」

という感覚につながっていった。

 

それが、私にとっての“根拠のある自信”につながったのだ。

 

 

不思議なもので、自信がついてくると、ちょっとやそっとのことで心が折れなくなる。

前だったら、
「やっぱり私ってダメなんだ…。」
「選ばれなかったんだ…。」
と卑屈になっていた場面でも、

「今回はこの相手にハマらなかっただけか。」
「ほう、このパターンは感触が良くないか。」
と、徐々に冷静に受け止められるようになった。

 

 

あと、自信がつくと“嫌われないように振舞う相手軸の恋愛”をしなくなる。

「こんなこと言ったら嫌われるかな…」
みたいな遠慮が減って、自分から積極的に動けるようになった。

 

 

 

実際、今の夫はかなり控えめな性格で、自分からグイグイ来るタイプではなかった。

だからこそ、あの時の私は、自分から動ける状態になっていて本当に良かったと思う。

結婚の話も、最初は半分ノリみたいな感じでふわっと出ていたのだけど、そこでちゃんと、

「ええやん!!!いったれ!!!」

と、自分の意思をハッキリ出したことで、一気に話が進んだ。

 

 

 

恋活も婚活も、「成果につながるまでやり続けられるか」を競う耐久戦のような一面もあると思う。

だからこそ、終わりの見えない活動を続けていくために必要だったのが、私にとっては”根拠のある自信”だった。

 

動いたモン勝ちはもちろん、
動き続けたモン勝ちなのだ
!!!

 

 

じゃあ、動き続けるためには恋活・婚活=辛いもの、ネガティブなものという認識を変えなければいけない。

 

 

そうは言っても、ただ無責任にポジティブであることを推奨しているのではない。

「私はちゃんと考えて、行動している」

そう思えるだけの材料を、自分でちゃんと持っておくこと。

それが、マチアプ沼にハマっている自分を、少しずつ変えていくのかもしれない、というお話でした。

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